冷え体質と自律神経の関係

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身体の冷え対質が以前と比べ、ひどくなっている感じですが、
自律神経に問題があると知人から言われました。
冷え対質と自律神経は本当に関係があるのでしょうか?

院長写真

冷え対質の原因にはいくつかありますが、その中でも代表的な原因として知られているのが、自律神経の調節機能の低下です。
私たちの体温は、自律神経がコントロールしています。

例えば、冬場になると、地域によってはマイナス温度を記録する場所があります。

しかし、マイナス温度の環境下だからといって、体温が極端に下がるかといえば、平熱を保っています。
夏場の暑い時には、体温が大幅に上がるかといえば、やはり平熱を保っています。

これは、暑くなれば体内でつくられた熱などが汗となって体外へ排出され、
反対に寒くなれば、体温を維持しようとする働きが生じるようになるからです。

暑くても寒くても常に身体を平温で維持できるのは、自律神経が体温を正常に保とうと制御しているからに他ならないのです。

つまり、「冷え対質に変化した」ということは、体温を調整する自律神経に異常が生じていることになるのです。

もう少し詳しく述べれば、脳内の自律神経から送られる 体温調整の信号(シグナル)が正常に働かなくなった状態を冷え対質と呼んでも良いかと思います。

今回の質問からは、あくまで推測の答えにしかなりませんが、
冷えの原因は、自律神経の乱れから生じた血行不良の可能性は十分にあると思います。

女性の二人に一人が冷え性体質と言われています。

※参考記事 冷え性について

冷え体質になると、血行が悪くなり、抹消血管まで血液が流れにくくなり、
特に手足の行き先の冷えがひどく現れる傾向にあります。
もし、手足の指先の冷えがひどい場合には、
血行不良が冷え体質の原因であると言えるかと思います。

冷え体質がひどいようであれば、
鍼灸治療で冷え体質を克服されることも選択肢の一つです。
一度は鍼灸治療をお受けになられることをお勧めします。

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