必ず自律神経失調症にかかる性格というものはありませんが、 これまで、治療を行ってきた経験からすると、 自律神経失調症にかかりやすい体質や気質はあるように思います。
そこで、自律神経失調症にかかりやすい性格と体質について簡単に説明します。
性格的要因
体質的要因
これを見ますと、自律神経失調症にかかる要因は、 性格的要因と、(遺伝も含めた)体質的要因の二つに大別できることがわかります。
ここでは、各要因についての詳しい説明は省きますが、 一番大きな原因をあえて一言で説明するとすれば、 やはり、「ストレス」になるのではないかと思うのです。
ストレスを溜めない工夫と同時に、 ストレスに負けない強い身体をつくることが大事な心掛けになります。
「ストレスを溜めない」と口で言いますが、 どうしてもストレスが溜まってしまうのが、現代社会でもあります。
ストレスに負けないためには、単なる精神論だけではだめで、 やはり、「ストレスに負けない身体作り」に関する正しい知識を知ることが大事になります。
現代は、ストレス社会でもありますが、昔の人に比べて、 ストレスにとても弱くなったともいうこともあります。
この体質的な変化はやはり大きいです。 ストレスに強くなる身体作りをすることで、精神的タフネスさも次第に付いてくるようになります。 ぜひご参考にしてください。