一般内科による自律神経失調症の治療

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一般内科での自律神経失調症の治療

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自律神経失調症かな?
でも、どこの病院に行ったら良いかがわからない・・・。

初めて受診すると時は、その症状が本当に自律神経失調症の症状から来るものなのかわかりません。

症状が軽く、何が原因で身体の不調を生じているのか分からない場合には、最初に一般内科を受診することが無難な選択と思います。

例えば、その症状が自律神経失調症ではなく、良く似た病気であるケースがあります。

一例を挙げれば、貧血です。
また、症状が重い場合には、糖尿病や癌の場合もあります。

貧血や糖尿、癌の症状は、「身体がだるい」「疲れやすい」「動悸がする」などの
自律神経失調症と大変良く似た身体の不調を引き起こします。

貧血や糖尿の場合、最初に心療内科や神経内科で受診すると、
これらの症状を発見することは難しく、発見が遅れることがあります。

こういった背景から、「身体がだるい」「疲れやすい」「動悸」「息切れ」などの
身体の不調を誘発している時には、最初に一般内科で診察することをお勧めしています。

また、一般内科で自律神経失調症が発見されたとしても、
初期症状で症状が軽い場合には、そのまま内科に通い、
薬や栄養剤の投与を行って、ゆっくり静養すれば、完治することがあります。

一般内科で貧血や糖尿、癌などの異常が見られなかった場合に、
心療内科や神経内科などの診察を受けられると良いでしょう。

先生によっては、知り合いの心療内科や神経内科の先生を紹介してくださることがあります。


ここで少し注意しなくてはならないことがあります。
一般内科で「自律神経失調症」と断定された場合です。

先程、説明したように症状がまだ軽ければ、治ることもあります。

症状が重いケースなど、他の病気と誤診され、
誤った治療を行った場合には、病気が治るどころかかえって悪化することがあるからです。

「自律神経失調症」とは、日本でしか通用しない病名です。

「原因不明の身体的症状」という意味もあり、
原因がわからない症状なら、「自律神経失調症」と診断してしまうこともあるからです。

実は、自律神経失調症ではなく、うつ病だったという場合には、
治療方法は当然異なります。

うつ病は、検査で発見できる病気でなく、外見に現れる症状は、
自律神経失調症とそっくりです。

一般内科では、あくまで、貧血や内臓諸器官の異常がないことを確認し、
精神疾患があるかどうかの確認は、
心療内科などの専門医で判断してもらう方が無難でしょう。

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