頭痛は、自律神経失調症の代表的な症状の一つです。
頭痛といってもひとくくりではなく、いろいろな頭痛の種類があることは説明しました。
そのため、頭痛に効くツボも頭痛の症状によって変わってきます。
局部的な頭の痛みに効果のあるツボもあれば、頭部全体の痛みに効果を発揮するツボもあります。
今回、取り上げるツボは、自律神経失調症の症状に関わる頭痛を改善するツボに絞って紹介していきます。
注意
頭痛の種類によっては、脳腫瘍、脳障害、脳梗塞などのように生命に関わるものもあります。
そのときには、専門の病院で診断を受けることをお勧めします。
頭痛には、日常的に生じる一般的なものとして、
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。
生命に関わる頭痛や二日酔いによる頭痛は別として、
日常的に生じる頭痛において、効くとされる代表的なツボは
次のものがあります。
ツボは、別名「経絡(けいらく)」ともいいます。
経絡とは、ツボとツボを結ぶ線のことで、神経に沿って走ってると言われてます。
ツボ(経絡)は、身体の不調などにより、血液が鬱血
することがあり、これが原因で血行が悪くなり、頭の痛みを生じます。
つまり、これらのツボを刺激することにより、
頭部の血行がよくなり、頭部に溜まった血液や疲労物質が
運び出されるようになり、頭痛が緩和するのです。
また、自律神経の乱れは、血液の乱れによるものとも言われています。
もちろん、頭痛のツボを刺激すれば、自律神経失調症
が直るという単純なものでもありません。
ただ、これらのツボを刺激することで、自律神経失調症の不快な症状が緩和する作用があります。