自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は昼に働く神経で、副交感神経は夜に働く神経。
副交感神経の働きにより、リラックス神経が活性化され、眠くなったり、落ちついたりといった症状が起こります。
つまり、不眠症とは、夜になっても神経が緊張し、副交感神経の働きが弱く、眠れないという症状になります。
そこで、「どうしても眠れない」という時には、この副交感神経の働きを活性化させることで、リラックス神経が働き、スムーズな眠りにつくことができるようになるのです。
ところで、副交感神経を意図的に働かせる方法って本当にあるの?
という疑問が出てくると思います。
確かに、自律神経とは、自分でコントロールできない神経ということは、『自律神経失調症とは』でも説明しました。
しかし、何事にも例外は必ずあります。
それが、東洋医学でいうところのツボ刺激療法になるのです。
東洋医学によれば、交感神経と副交感神経の切り替えが
よくなるといわれるツボは確かに存在します。
つまり、そのツボを刺激することで、夜になると副交感神経が
正常に働き、自然な眠気を誘うことになるのです。
ここで、不眠症体質を改善する代表的なツボを紹介します。
眠れない日々が続くことは、とても辛いです。
不眠症になると、起きているときの集中力が欠けてしまい、
記憶力、判断力共に低下し、仕事や家事などにも支障をきたします。
そして、不安定な日常が長く続いた場合には、うつ病や
自律神経失調症のような、長期的な心の病にまで悪化してしまうこともあります。
しかし、毎日、ぐっずり眠れ、朝になると昨日までの疲れが
スッキリとれているという状況でしたら、どうでしょう。
心の病気なんて、まずかからないのではないでしょうか。
健康な毎日を過ごすためには、夜、ぐっすり眠れ、
その日の疲れをその日のうちに解消してしまうことがとっても大切になります。
不眠症に効くツボについてご紹介致します。