不妊治療について

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不妊治療について

一般不妊治療と高度生殖医療

西洋医学の医療機関における不妊治療は、一般不妊治療と
高度生殖医療に分類されます。

【一般不妊治療】
1.タイミング法
2.人工授精

【高度生殖医療】
3.体外受精
4.顕微授精

通常、不妊治療を初めて行う場合は、一般不妊治療から行い、
上記の上から番号順に進んでいきます。

そして高度生殖医療は、一般不妊治療で妊娠できなかった場合に
行うことになります。

しかし生殖器官に異常があり、精子や卵子の生成そのものが
できないなどの致命的な問題がある場合には、一般不妊治療を
行わずに高度生殖医療を最初から行うことがあります。

また、高齢などにより通常の治療では妊娠がまったく望めない場合にも
一般不妊治療を行わずに、高度生殖医療を行うこともあります。

不妊治療は高齢世代だけでなく若い世代にも広がっている

不妊治療で成功するための大きな要因として
次の3つが挙げられます。

1.質のよい卵子と精子が生成できていること
2.卵子と精子が受精でき、受精卵が生成できること
3.子宮内膜で受精卵が着床できること

もし卵子と精子の質が悪ければ、その後の受精や着床にも
悪い影響を与えます。

そのため、質の良い精子と卵子が生成されているかが
とても重要になります。

卵子と精子の質は加齢と共に劣化していきますが、
ストレス、悪い生活習慣、偏った食生活によっても
悪影響を受けます。

そしてこれらの様々な要因が重なった結果、20代の若い
夫婦においても不妊体質の患者さんが増え、不妊治療の
必要性がより高まっているのです。


不妊治療にはいくつかの選択肢がある

不妊治療は、西洋医学のみで行っていると思われている
方も多いですが、その他の治療方法があります。

■西洋医学における不妊治療
婦人科、産婦人科、不妊専門クリニックなど
■鍼灸における不妊治療
鍼灸院 

西洋医学では、薬の投与を中心とした治療により、
排卵を促し、妊娠に向けての治療を行います。

これに対し東洋医学では、体の悪くなった原因を根底から改善し、
妊娠しやすい身体つくりを行い、自然妊娠や体外受精での妊娠サポートを行います。

不妊治療にかかる費用

不妊治療にかかる費用は、次のとおりになります。

西洋医学
■一般不妊治療 数千円~2万円程度(1回あたり)
■高度生殖医療 30万円~100万円

東洋医学
■漢方処方 8000円~12000円(1回)
■鍼灸治療 5000円~10000円(1回)

西洋医学における高度生殖医療は、保険が適用されないため、
高額になります。

さらに1回で採卵ができず、再度採卵を繰り返す場合にも
追加料金がかかり、最初に出された見積もり以上を請求されることがあります。

高度生殖医療の成功確率は30%以下なので、1回で妊娠→出産というのは
難しく、何度かチャレンジすることが必要になります。
その際に予算、回数も決めておくといいです。

また漢方や鍼灸についても基本的に保険適応外となりますが、
高度生殖医療を行っても妊娠できなかった患者さんが、
数回の治療で妊娠できた人も数多くおります。

病院における不妊治療

西洋医学における不妊治療は薬の投与が中心になります。
そのため副作用の心配があり、身体的にも経済的(薬は保険
ではなく自費です)にも負荷がかかるようになります。

特にストレスを人一倍感じやすい方は、不妊治療によって
基礎体温がかえって乱れたり、通院回数が多く、待合室での待ち時間が長かったりするので。
体質をさらに悪化させていまうことがあります。


高度生殖医療の発達により、一昔前では妊娠不可能と言われた
高齢世代の妊娠も増えていることもありますが
身体的・経済的に大きなリスクがあることも否めないのです。


鍼灸による不妊治療

近年、高度生殖医療の発達により、高齢でも妊娠できる
可能性が高まっています。

病院での長い不妊治療にとても疲れたと話され、
鍼灸をお受けになる方も少なくありません。

鍼灸で出来ることは「冷えの改善」です。「冷え」を改善することで
血流改善が出来てくるので肩こり、腰痛が軽くなるだけでなくそれ以外に
内臓の血流も良くなってきます。子宮、卵巣の血流が良くなってくるので
妊娠しやすいカラダが出来てくるのです。鍼灸治療では、弱った生殖機能を高めると同時に、
免疫力を向上することが出来るので健康的なカラダになっていきます。

そのため、ごく自然な形で生殖機能が高まり、質の高い卵子が
作れるようになります。さらに体のバランスが整うことで子宮内膜で
着床する確率も高まるようになります。


治療には口から飲む薬物療法だけでなく、その方の体質に合わせた施術を行う
鍼灸もあると言うことを覚えておいてください。
病院に行く前に妊娠しやすいカラダを作ってから病院へ行き人工授精、体外受精を
した方が妊娠しやすくなり、母体を作っておくことで流産予防にもつながるかと
思います。

近年では体外受精の前に鍼灸を行うと成功確率がぐんと
高まるという報告が世界各国から発表されています。
そのことが広まって体外受精と鍼灸治療を同時に行う
方は多くなってきています。
西洋医学における不妊治療でずっと妊娠ができず、
悩まれている方は、鍼灸をお試し下さい。


漢方薬による不妊治療

漢方薬と西洋医学の薬との違いをよく存じない方も意外に
多いのではないかと思います。

西洋医学の薬の成分は、身体や動植物に存在しない成分で構成
されています。体内に存在しない成分が体内に取り入れられるため、
体が拒絶反応を起こすことがあり、この現象を副作用と呼んでいます。

これに対し漢方薬の成分は、動植物から構成されています。
そのため、漢方薬の成分は人間の体内に存在する成分と同質になり、
副作用の危険性が下がることになります。

東洋医学においては、不妊に関する研究と実績は西洋医学よりも
遥かに長い歴史を持っております。

漢方は、生殖機能を高めるのみならず、身体全身のバランスを整える
効果が期待できます。

ただ、漢方は副作用の心配が西洋医療の薬ほどではないにせよ
所詮、薬なので、副作用の心配は残ります。

味に対してもけっしてよいものではないので、鍼灸のような
リラックス効果を期待することはできないのです。

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